新潟県特集 上越地域医療センター病院

顔の見える働きやすい環境で
地域医療のつなぎ役として活躍する

地域医療の継続充実を図るため、上越市が国から国立高田病院の移譲を受け 2000年に開設された上越地域医療センター病院は、地域医療の要として 医師やスタッフがいきいきと働ける環境が注目だ。


急性期から在宅医療まで
福祉との連携にも注力

 北陸新幹線で東京から約2時間の上越妙高駅から車で約5分。日本三大夜桜の名所として名高い高田城址からもほど近くにある上越地域医療センター病院は、急性期から慢性期まで幅広いフィールドで地域の健康と福祉に貢献している。「当院では高齢者を中心に、肺炎や糖 尿病、心不全、がん、イレウス等の急性期の標準治療を実施。また脳卒中や大腿骨近位部骨折における地域連携パスの回復期医療機関としてリハビリや療養等の亜急性期や慢性期の患者さんの受け入れ、さらに緩和医療、在宅医療も行っています」と語るのは同院の副院長・総合診療科 部長・古賀昭夫氏だ。「地域の診療所で対処が難しい患者さんを受け入れたり、より高度な診療が必要な場合は専門性の高い病院に送ったり。そして急性期を脱した患者さんを再び受け入れるなど、各施設をつなぐ、地域医療の要としての役割を果たしています」


休日の過ごし方も多彩
ワークライフバランスも良好

 古賀氏は同院で総合診療科を立ち上げ、専攻医も受け入れている。

 「在宅医療も含め、地域の患者さん一人ひとりとじっくり向き合える環境です。

 三次救急の病院も車で約 5分のところに あり、いざというときも安心です。また院内においても診療科同士の連携はスムースですし、看護師をはじめとしたスタッフとも日頃から顔の見える関係を築い ていますので、非常に働きやすい環境です。また医療クラークも優秀で、診断書、紹介状、主治医意見書、退院サマリーまで完成度の高い書類を作成してくれるので、診療に専念できます」 同院では休日および夜間は当直制を取っており、基本的に休日はしっかりと休める体制となっているという。 

 「平日も残業は少なく、ワークライフ バランスは良好であると言えます。子育て中の医師にも柔軟に対応できます。この地は買い物や教育などの都市機能も充実していますが、スキー場や温泉、キャンプ場や海水浴場も身近です。仕事と豊かなプライベートの時間を両立したい医師にとって、もってこいの環境ではないでしょうか」 


副院長 総合診療科 部長

古賀 昭夫

1995年 金沢大学医学部卒業 

1995年 JA長野厚生連 佐久総合病院

2001年 医療法人徳洲会 ゆきだるまクリニック院長

2010年 上越地域医療センター病院

2017年 副院長 総合診療科部長 現在に至る


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