管理栄養士 講演会(春日謙信交流館)
2017年10月16日(月) 当院の川田栄養士による講演会を上越市春日謙信交流館にて開催。
和食とは?
・日本の食材・日本の調味料を使って作った料理
・食材にこだわらず、味付けや料理法は日本で発達したもの
つまり、日本風にアレンジされた料理も和食に分類されるという事になります。
栄養素には3大栄養素と呼ばれるものがあります。
炭水化物、脂質、たんぱく質の3つです。
1946年のデータでは、『炭水化物』約80%、『脂質』約7%、『たんぱく質』約12%
2008年のデータでは、『炭水化物』約62%、『脂質』約21%、『たんぱく質』約16%
戦後から現在に至るまで、脂質の接種量が約3倍増加しています。
現在の日本人は脂肪摂取の割合が増加し、一方で炭水化物の割合が減少しているというデータがあります。脂質は不足しても様々な問題がありますが、過剰摂取は生活習慣病の元なのでバランスには気をつけなければなりません。
寿命のお話もすると、日本人のデータは
【平均寿命】・男性約80歳 女性約86歳
【健康寿命】・男性約72歳 女性約77歳
【平均寿命】ー【健康寿命】=誰かの介護が必要な年月
男性約8年 女性約9年というデータが出ております。
平均寿命よりも、健康寿命を意識しなければなりません。
和食は健康食と言われております。なぜなばら、米が主食で脂肪の摂取量が少ないからです。その背景もあり日本は長寿世界一であります。
和食は世界に誇れるもので、日本の食文化を大切にして健康寿命をのばしましょう。
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