管理栄養士 講演会(金谷公民館)
2017年10月21日(土)金谷地区公民館にて
川田管理栄養士より「食からカラダを考える」をテーマに小学生児童の保護者を対象とした講演会を開催。
学校給食こんだて表でもよく目にする「早寝 早起き 朝ごはん」は、平成18年から文部科学省が推奨する国民運動でもあり、時間栄養学の観点より“朝ごはん”がやはりとても重要とのこと。
朝ごはんは、体内時計をリセットしてくれ、「体と脳とこころ」のバランスもきちんと整えてくれ、さらに幸福ホルモン「セロトニン」の分泌もさかんになるそうです。
子供達の好き嫌いに頭を悩ませる方へは、「まずは、苦手な食品とは断定せず、まだ食べられるようになっていない食品ととらえてあげましょう」とのアドバイスも。
また、苦手な食材を好きな料理に刻んで入れてあげ、食べられたことを「たくさん褒めてあげる!」、一緒に買い物に行って「お子さんに食材を選んでもらう」などの克服法の紹介もありました。
食べることは「栄養を摂る」ことだけではなく、正月や慶事など年中行事とも密接に関係し、楽しみのひとつでもあります。食べることに関心を持ち、楽しみながら「食」を考える機会を親子で持ってみてはいかがでしょうか?
講演会の最後には、ジュースに含まれるお砂糖のお話も…。砂糖の量がとても多く会場から驚きの声が。ハンバーガーセットの飲み物は、ぜひ牛乳かお茶がおすすめ。「糖尿病のリスクをあげないためにも、小さいお子さんのジュースはできるだけ先延ばしにして欲しいです」との願いも込められ、講演会は和やかに終了しました。
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